「がんばらない」の難しさ


真向法の第1番体操「合せきのポーズ」を
テレビの前でバランスボールにもたれながらよくよくやっている。
足裏をあわせ、骨盤を立てて、お腹を伸ばし、背中をまっすぐにして
息を吐きながら前屈する。
という要領で一応正しくやっているのだが、
昨日、新しい発見をした。
やり方はいままでとほぼおなじなのだが、
「よりうまくやろうという気を捨てて」、
「ためいきをつきながらはぁ〜っと脱力して」
前へばったり倒れる感じでやってみた。
すると・・・「れれっ?えらい簡単にいくじゃん!」
簡単、快適。スイスイ、ぱったんぱったんという感覚で、
手ごたえがまったくない。
これは新境地をつかんだかと大いに喜んで、
いままでとどう違うのか一生懸命身体に聞いてみた。

そして、気づいた点と新しいやりかたは次の2点だった。
1)いままでも息を吐きながらやっていたが、前屈の限界ポイントのところまで
いくと「息をつめていた」。鼻の奥が力んでいた。
新しいやりかた→がっかりして、ためいきをつくような要領で、
 息を吐き出しながらいっきに脱力する。

2)前屈していくときに腹から先にいこうとするのだが、そのときに腹筋に力が
入っていた。腹筋が前屈を邪魔していた。
新しいやりかた→ため息と同時に腹も意識的にゆるめる。

今のところの自分なりの発見は以上のとおり。
自分の力みに気づくのは容易じゃないと
改めて学んだ。