書棚リストラで、ちょっとときめくお宝発見。


うちのご主人が食器棚を買い換えた。
キッチンを昨年リフォームしたので、
食器棚の汚れが気になったらしい。
流し台セットと冷蔵庫が光沢系の白、壁が白、
今度の食器棚も白。彼女はモノトーン好きなのだ。
食器も全部取り出して、整理して、リセットする。
主人は陶芸家なので、自他の作品がたまる一方だ。
「この際、普段使いの古い食器は整理したらどう?」
と言わずもがなをつい言ってしまった。

 これに刺激されてオヤジも自分の部屋(息子が出て
行ったのでもらえた部屋)の2S(整理・整頓)を開始!

狭い部屋なので収納量はごく限られている。
まずはじめは1S=「不要物を思い切って捨てる」作業だが、
いままでの、物をひとつひとつ「要る。要らない。」と選り分ける
方法は疲れるので今回は別の方法でいくことにした。

 今回のテーマは、「リストラ(クチャリング)!」
すなわち「カテゴリー」ごと捨てる。
大きく捨てるためには、カテゴリーごと捨てるというのが
ドラスティック、ドラマティック。
これは心の痛み、決断を要する、むつかしい作業だ。
 そこで、今流行りという「心ときめくもの」は残し、
ときめかなくなったものは捨てる、の手法を採用。
いままで7個あったカテゴリーを、
ときめくカテゴリー上位4つに断捨離することにした。
そして、残った4つのカテゴリーだけのために書棚を4分割し、
統一デザインのカラーファイルボックスを入れて仕切り、
各ボックスにテプラでカテゴリー名を貼った。(定物定位)
さらにボックスに入る分量×80%だけを残すという
血も涙もないリストラ作業となったがなんとか80%はやり遂げた。
 
 作業完了後、スッキリした部屋を改めて、見渡していると
気持ちも頭もスッキリ整理されたと感じる。
わが事業テーマ「柔らかい体・柔らかい心・柔らかい頭」に
集中できる環境づくりに一歩前進。
今後はこの環境の維持努力が必要ということは
重々分かっているのだが、むつかしいんだなこれが。

余談だが、整理作業中に古い千円札野口英世を数枚、
10年以上前の梅酒、300円の当たりくじ1枚を発見。
梅酒飲みながら、ちょっと心ときめいた。