膝曲げラン、膝曲げウォーク


今朝3月16日の日経に膝曲げランニングの勧めが
1ページも割いて載っていました。
踵着地で膝を伸ばして着地するのは、衝撃が大きい
だけでなく、走る効率も悪い。それに対して
裸足で走ると踵着地は痛くてできないので自然に膝曲げランに
なるというのです。
上体をまっすぐ立て、踵着地で膝を伸ばして走ると
着地時に前足がブレーキになるうえ、その後に地面を蹴るためには、
そこからいったん膝を曲げて蹴らなければ前進できないので効率が悪いそうです。
足裏全体で膝を曲げて着地する裸足ランならそのまま地面を蹴れるし着地の衝撃も
吸収されるという話です。上体もやや前傾し、後ろに蹴るように走ります。
人類は裸足で歩いていたころはそうやって歩き、走っていたそうですが、
靴の進化とともに踵着地になってきたらしいです。

この記事は走るときのことだけしか書いていませんが
私はかねてより、膝伸ばし、かかと着地ウォーキングに違和感を
感じています。特に早く歩こうとしたら着地した前足がブレーキに
なって、疲れるのです。
膝をやや曲げて、やや前傾姿勢で歩くとどんどん足が前に出て
いく感じがします。また筋肉も鍛えられます。
膝について言うと電車などで立っている時にも膝を緩めたほうが
いいと感じます。
そうした考えから犬の後ろ足を見たら、膝は曲がりっぱなしです。
かかとから着地もしていませんよね。
私にとってとても興味深いテーマです。

東京オリンピックのアべべは裸足でマラソン優勝しましたが、
さて彼のランニングフォームはどうだったんでしょうか。