心の障害をもつ人の書いた詩に
市民大学日本画サークルの人の絵を組み合わせた展覧会が
相模原駅市民ギャラリーであった。
そこに絵を出展した義母に頼まれ、最終日に作品の引き取りにいったついでにひとわたり全作品を見せていただいた。
絵と詩の作者が違うし、必ずしも詩を見て描いた絵ではないのだが、つかず離れず微妙なコラボ効果がうまれていて、それぞれを単独で見るのとは違った広がりが感じられた。
最終日とあって会場は出品者でいっぱい。絵の作者と詩の作者の交流で暖かい雰囲気に包まれた素敵な展覧会だった。

これは義母の絵。
コラボした詩は次の作品。

    普通って何?

「自分は人と違う」と意識するようになった頃

わたしは「普通になりたい」と思うようになった

だって 普通になれば

イジメられたり

キツイことを言われたりしなくなると思ったから

でも 人と違う自分しか知らないわたしにとって

普通になることは

自分が自分でなくなってしまうことのようにも感じる

普通って わからない