幼児教育革命を目指す横峯吉文氏


幼稚園児全員が、逆立ち歩き、宙返り、漢字マスター、
1500冊読書など驚愕の幼児教育で有名な横峯吉文氏の講演を
聞きにいってきた。主催はヨコミネ式教育法を普及している
YYプロジェクト。ヨコミネ式を導入している幼稚園・保育園は
今全国で約200あるという。
会場の相模原市民会館、客席は若い保母さんや幼児連れのお母さんばかり。
幼児の騒ぐ声が公演中も終始やまず、集中をそがれることはなはだしい。
だが、驚いたことに横峯さんは動じず熱のこもった話をどんどん進めていく。
さすが幼稚園経営者だと感心した。
あれでは横峯さんに失礼だろう、主催者は何で注意しないのか
普通講演会に幼児は入れないでしょう。会場外で預かり保育すべきでしょう。
と憤慨したが、講師も主催者も平気な顔なので、こっちの修行が足りないのかも。

 それはさておき、ヨコミネ式はすばらしい成果を挙げていて、
マスコミにたびたび紹介されており、韓国からの見学も増えているそうだ。
だが日本の公教育は反応が鈍く、導入が遅いらしい。
 
 横峯氏いわく「こどもは遅くとも10歳までに
才能遺伝子のスイッチをいれてやらないと中学、高校にいっても
幼稚な、低学力な子ができてしまう。小学校に入る前に読み書き計算を
マスターし、本がすらすら読め、漢字が書けるようにしておかないと、
入学2週間後には日記を書く宿題がでるので、そこでついていけなくなって、
ついには落ちこぼれてしまう。幼稚園の先生は小学校の学習を知らなければ
いけない。子守ではなく先を見た子育てをしなくてはならない。
出来ない子を出来るようにするのが教育のプロ。ヨコミネ式はその方法論を
明確にもっているからすべての子ができるようになる。」
 なんとも力強い、自信に満ち溢れた実践教育論だ。なによりもそのすばらしさは
百聞一見、映像で明瞭に伝わってくる。
三歳児教育の大切さは昔から言われているが、誰でもできるようにする法則化まで
到達しているのがヨコミネ式のすごいところだろう。

 個人的に感心した点をひとつだけあげるとしたら、
毎朝園庭で駆けっこ競争をさせている、体力づくり、運動神経づくりに力を
入れていること。なんと真向法第3体操もやっているのです。
これがいちばん嬉しかったマッコウオヤジなのであった。