放射能トレーサビリティシステム導入か?

酪農農家が大変だ。
汚染わらを食べた牛の肉が全国流通してしまった。
私が5年間勤めた精肉販売会社もこれを店頭販売したという。
牛が食べている草は輸入ものが多いはずだが、わらは
国内産?飼料は屋内に積んでおくと思うのだがどうなんだろう。
昨年の口蹄疫といい、牛ばかりが受難している。
汚染わらをたべても「直ちに危険というわけではない」のだから、
牛さんにとってはそのわらを積極的に食べて、生きているうちに測定してもらい、
少しでも延命をはかるほうが幸せというものだろう。
アメリカ人が食べる牛肉の量を半分に減らせば
環境問題がなくなるなんていう話を聞いたことがある。
アメリカ風フードスタイルを再考したい。

なにしろ今回は大気汚染だから拡散防止は不可能。
卸段階で計測しないと問題が全国拡大してしまう。
かつてのBSE騒ぎでは牛に登録耳票をつけ、牛肉の
トレーサビリティの仕組みが義務付けられた。
このシステムに放射能検査データも加えることに
なるのだろうか。