和光大学真向法講座開講に100名

 
和光大学に講座として真向法が導入されて満3年。4年目の今年度、初日が昨日開講、受講希望者登録は100名を超えた。この講座は題して「健康体操学」(矢田秀昭教授)、毎週90分100名の学生が1年間真向法に取り組む。1年受講すると真向法協会の段級審査を受けることができ、2年継続すると4級および准指導士資格を受審できる。今年度開講に先立って、昨年度受講して段級資格、准指導士資格を得た学生に認定証が授与された。
 この講座とマッコーズ町田真向法体操教室の指導者達が3名ずつ交代で月に1度実技講師として授業協力している。私も年数回は実技指導の応援をさせていただくことになっており、初日に出席した。
会場は昨年は柔道場だったが、今年は受講生が多いので体育館で行うことになった。100人となると、矢田教授含めて4名では指導の手が十分には回らない。幸い昨年度から継続受講の学生がかなりいるので助かっている。
初回の印象は、学生の受講態度が以前よりかなり締まってきて、話をきちんど聞くという態度になったと感じた。このことは矢田教授が繰り返し徹底していらっしゃることで、「静かに深く呼吸しながら自分と向き合う」ことをこの授業のテーマとされている。その教えが浸透してきていることが雑談の少なさに表れていた。
男子学生と組んで補導体操をしてみた。最初の動作「背中をほぐす」をやってあげるととても気持ちがいいと喜んでくれた。みなとても素直に楽しんでいるようだ。従来体育の授業というのは、競技スポーツがほとんどだから、こうしたいわば準備体操だけを深く掘り下げる地味な講座にこれだけの関心が集まるのは時代なのだろうか。
終了後学生たちから「ありがとうございました」「お疲れさまでした」の気持ちいい挨拶をもらってとてもうれしかった。