君子以自彊不息


前から関心があった自彊術の無料体験会に出かけてみた。
彊とは強。強いる。努める。
君子以自彊不息(すぐれた人は自らを健康にする勤めを休まない)という易経にある言葉だそうだ。
自彊術普及会は真向法協会とならぶ文科省認定の公益社団法人である。全国にある支部の代表はほとんどが女性。会員も圧倒的に女性が多いようだ。(結構きつそうな体操なのになぜ女性が多いのか?)戦前は300万人がやっていたという。
会場にいってみるとスタッフ5名は全員女性。受付13時開始のはずなのに13時から会場準備開始していて、受付が実際に始まったのは15分過ぎ。着替えはどこで?と尋ねたら、着替場所を準備していなかった。おやおやこれはちょっと?と思いつつも来てしまった以上まあいいかとおとなしく開始を待つ。
 が、はじまってみると講習の進め方はとてもしっかりしていた。普及会作成のシャレたパンフレットで自彊術のなりたちの説明、体験・効能談、実技演習。講師はスッキリ、シャッキリボディの自称68歳女性。ジョークを交えながらポンポンと歯切れよく教えてくれる。

 さて自彊術やってみての感想。
真向法は静的ストレッチだが、自彊術は動的体操。
反動を使いながら掛け声(吐く息)とともにリズミカルに行う。
31動作もあるが20分ぐらいですんでしまう。
意外に疲れない、きつくない。
満遍なく全身全部位を刺激する動作が網羅されている。
各動作はどういう病気に効くかと明確に述べている。
いくつか真向法と同じような動作もある。
真向法にも取り入れたらいいと思われる動作もいくつかある。

近くに教室があったらまたやってみたいと思うが、
ネットで見る限り町田・相模原にはないようだ。
でも大版の手順ポスターカタログを体験会で買ってきたので
とりあえず一人でやることにしよう。