貯筋で貯金

♪使えばなくなる郵便貯金
♪使えば増えるよ筋肉貯筋
(「線路は続くよとこまでも」のメロディで。)
いつまでも自力で歩ける筋肉を貯めようという趣旨の貯筋運動。そのモニター希望者を集めた講習会が和光大学で行われた。集まったのは川崎市麻生区すこやか体操推進委員とマッコーズ町田真向法体操教室会員の人たちで、全員60〜70代の前期高齢者たち。
まずは体測定、体力測定で自分の現在の状態を記録する。測定の中に、開眼片脚立ち(120秒)、5メートル歩行速度というのがあり、これが結構盛り上がった。
記録をとるというとつい周りと競争心が沸いて、隣と比べて高い、低い談義が始まる。でも今回の趣旨は、現在の筋肉量が2ヶ月間の貯筋運動でどれだけ変化するかを観るものなので他人とくらべても意味がないのだが。
筋トレは飽きやすく、つらいので続かない。それをいかに毎日続けられるようにするかがポイントだが、貯筋運動は、運動効果を金額換算して、記録する貯筋通帳が用意されている。1メニューやると貯筋額100円と記帳、一日に6種こなせば600円が溜まる。そして3日続けてサボると残高が500円減るしくみ。
さて2ヵ月後に貯筋長者が何人生まれるか、それとも借筋生活転落するか、お楽しみ〜。