脳トレには教えるに限る

高校生のパソコン講座、先生の補助役のおしごとを開始した。本日のテーマは、エクセルでグラフ作り。練習問題に取り組んでいた真っ黒つけまつげの女生徒から「先生、わかんな〜い」とお呼びがかかった。グラフのデータラベルの表示がうまく変えられないという。どれどれと画面操作を始めたが、「え?」メニューが違うではないか。見慣れぬボタンがいっぱい増えてる。めざす機能が見つけられないのであせる。しょうがないから隣のできそうな女生徒に聞いたらすぐ解決していただけた。後で先生に聞いたら先月OSをWINDOWS7にExcelを2007に変えたので先生もまだ慣れていないのだという。こちとら自慢じゃないがWINDOWS7もExcel2007も初めて見る。それならそうと前もって教えてくれないと〜。ぶっつけ本番でまだ知らないことを教えなければならないという「高度」なスキルを要求されるとは思わなかった。パソコンの世界は文字通り日進月歩だから教える方は対応が大変だ。さっそく参考書を2冊借りて、電車の行き帰りや授業の合間に読んだ。なんとか次回は追いつけそうかな。その次あたりは追い越さねばならない。プレッシャーがかかって脳の回転が上がってきた感じ。これは善玉ストレスかも。まさに「教えることは学ぶこと」を地でいくにわか先生であります。それにしても立派な施設だ。老朽化して、紙の山の職員室と比べて別世界。やはりコンピュータはゲンダイの神なのか。