「地軸」を意識する彫刻家


真向法第三体操の後の少女?
今朝NHKアーカイブズで知った彫刻家佐藤忠良の言葉
「同じ1本の木を見ても、地べたで、
こう、頑張って、どんな風にも雨にも、
倒れまいとして頑張って、
この枝を持ちこたえてきた。
頑張って、その頑張りの痕跡のようなものが、
こういう形になって、うねりやしわになって
出てきてるわけでしょ。
人体のようなものを感じちゃうのね。
人体だって、地球の上に立って、それで生きようとして、
いろいろ苦労している訳でしょ。
だから、人体作る場合でも、
地軸といかに闘って、倒れまいとして
重心を保ちながら、立とうとしているかなっていうことは
われわれの課題ですよ。」
足の親指と小指は内側に向かい合って倒れないように踏ん張っているのだそうだ。