真向法段級審査に60名


年に一度の昇段試験を麻生グループに混ざって受けた。マッコーズ町田真向法体操教室の仲間6人と一緒。
会場の麻生スポーツセンター柔道場は60人受審者で満員。審査前の体操もままならない。
なかにひときわ目を引く達人男性老師がいた。「お見事ですね」と声をかけたら「腸の病気で3ヶ月入院したがようやく元気になり段級審査を受けにきた。入院中は真向法しかやることがないのでベッドの上でやっていた。こうして元気になったのも真向法を続けていたおかげだと思います」とのこと。慶賀。
相模原真向会の元気若手女性2名も参加していて、けれん味のない元気な発声動作が会場にひびきわたり気持ちがよかった。
終了後フランス料理店で懇親会があり、私は司会者を前任の司会役先輩からふられた。実は先月の役員会でご指名を受けていたのをすっかり忘れていたのだが。全員参加方式でやろうと順番に「私と真向法」をテーマに語っていただいた。長年続けている方が多くて、含蓄のあるお話が聞けて参考になった。協会本部の佐藤会長にも参加いただいた。会員登録が増えない現状について協会への激励、注文がいくつか出たのは、熱心な会員が多い麻生なればこそ。
おりしもその日の夕刊に鈴木俊一東京都知事の訃報。選挙運動で体の柔らかさを誇示し、真向法を一躍有名にした人である。99歳!達人のご冥福をお祈りする。