ルノワール


 一番好きな画家ルノワール展をみたくて国立新美術館に初めていった。千代田線乃木坂駅と直結しているので雨でも便利だ。
ルノワールの絵のモデルは小太り、鼻ぺちゃ、まる顔、下半身デブで日本人にはとても親近感がわく。肌色のピンク・赤・白・青が印象的で、いつもハッピーな後味が残る。このへんが何回も見に行きたくなる理由だろう。
今回の目玉はガーデンパーティーでダンスするオヤジと少女の絵。
縦長の大作である。
酔っ払ってからんでいる酒臭いオヤジと踊るなんとなく迷惑げな少女の図というような微妙な雰囲気が伝わってくる。オヤジはルノワール自身ではないだろうか。

 各作品にの横には説明パネルがあったが、混んでいるとじっくり読んでいられない。音声解説用機器の貸し出しを借りたほうがよかったと後悔。