万歩も漫歩では効果なし?

makkoh-oyaji2008-11-07


厚労省はかつては1日1万歩を推奨していたが、今は「分速90mの速歩きで10分間」を1セットとし、1日4セット(計40分)を勧めているそうだ。
普通の速度である分速80mよりも速く歩かなければ、筋力・心肺能力の向上は期待できない
というもの。人間の体は加齢とともに衰えていく。それに歯止めをかけ、向上させようと思ったら
全能力の40〜60%の負荷がかかる運動をする必要がある。
速歩にすると歩幅も自然に広くなるので、筋トレ効果、心肺能力アップが期待できる。
普段より「ややきつめ」がPOINT。
では分速90mとはどのくらいの速さなのか、それを体感してもらおうというイベントを
町田市と協同で開催した。

町田市市制50周年記念市民協同事業に私の企画提案が認められ、11月9日に実施したものだ。
題して「源流の森・健康ウォーキング教室」
健康アップのための正しい歩き方を学びながら、空気のきれいな自然の中を歩こうという趣旨。
ウォーキングブームの世の中で、万歩計も大流行だが、
ただ距離を歩けばいいというのではなく、スポーツ科学にもとづいて
ちゃんと体力アップにつながる歩き方で歩きましょうというわけだ。
和光大学の専門教授の指導のもとに、「分速90m体感」や「山道のぼりで心拍アップトレーニング」などの
メニューを織り交ぜながら歩いた。
当日参加者のために手作りテキストを用意した。和光大学矢田教授(スポーツ科学)の制作資料に、
私がこれまで勉強、実践して得た健康の知恵などを加えてまとめたものだ。印刷・製本はNPOホスピタリティネットの仲間がボランティアでやってくれて大助かり。これをベースに第二弾も制作したいと意欲が湧いてきた。