歌う健康法

 
晴天彼岸の祝日、麻生区民講師公開講座
「歌を通して心と体の健康を」に愛車をこいで出かけました。
講師は栗平住在の歌手MISA(中田美紗子)さん。
バレーボールの大林さん似のスラリなでしこです。
チラシの写真はややケバいと感じていたので、ナイス想定外でした。
約2時間、歌うときの呼吸、姿勢、気持ち、口・喉の開け方など
の基本を具体的にとてもわかりやすくやさしい雰囲気で教えていただきました。

私も質問コーナーでいくつか疑問点を聞いてみました。
「発声時は腹筋を効かせて声をコントロールするということですが、
その時お腹を張るのですか、それとも絞るのですか?」
腹式呼吸で吸う時、背中が膨らんで溜め込むということですが、
胸を張って反るのですか、それとも上体を折り曲げるように?」
「会議などでよく通る声になるには、喉を締めて声を張るのがいいのか
それとも喉をゆるめて吐く息を交ぜながらの方がいいのかどちら?」

いずれも正解は後者でした。日頃声についてわからなかったことを
すべて教えてもらいました。非常感謝。

彼女のコンセプトは「歌はスポーツだ」。ストレッチもよくやるそうです。
おすすめは膝屈伸、腕立て伏せ、首すくめ。
 
 たしかに歌は心を開放し、脳を刺激し、深く呼吸するので健康にとてもよい。
高齢者で頭が不活発になっている人でも、昔よく歌った歌を
歌うと表情が急にいきいきするのは長寿者真向法教室でも経験した。
脳だけでなく、深呼吸を繰り返すので手足が冷えやすいお年寄りの
体温UPにもなるそうです。
歌の前にワインを少々飲むと声が出やすいのだそうで、
ここは男性陣が深く頷いていました。

中田さんが東北大震災に寄せた曲「Start Line」