講談と落語のコラボ寄席を開催


 恒例「二木会寄席」がお江戸両国亭で開かれた。異業種交流会二木会主催の手作り寄席で、講談の一龍斎貞山さん、落語の古今亭菊千代さんのお二人が異業種交流会のメンバーであることから始まった催し。すべて会員による自主運営で行われている。出演はお二人のほかに菊千代さんの弟子の古今亭ちよりんさん、貞山さんの弟子の貞鏡さん。

菊千代さんは会の準備から集客まで奔走していただいた。事務能力もとても高い人だ。

ちよりんさんは二つ目となり貫禄がついてきた。開演前に落語協会の来年のカレンダーを彼女がPRしたらほとんど売れたのはさすが。
 

貞鏡さんは入門2年の前座ながら小気味のいい語り口で将来有望と思ったら、なんと貞山さんの娘と知った。サラブレッドなのだ。講談師は女性がとても多くなっている。
 私は今年は運営担当責任者だったので、お客の入りがとても気になったが、ほぼ満席で一安心。終演後に出演者とともに飲む会も予定人数ぴったりの30人で楽しく盛り上がった。運営委員はじめ会員の協力あってこそと改めて感謝した次第。