神の酒で姿勢直し

 
異業種交流会二木会の懇親会の帰り道、土産にもらった薩摩酒造の銘焼酎「神の河(かんのこ)」のビン片手にふらふらと駅からほろ酔い帰宅したときのことである。
例によって歩き方を考えていたら、ふとデューク皿家先生のパフォーマンスのことを思い出した。
先生は「僕ってこんなことができるのよ」とペットボトルを頭に載せてすいすいと歩いて見せてくれたのだ。そこで神の河のビンを頭に載せてみた。
すると、結構重いのでそれを支えようと体が反応し始めた。頭が安定し、背筋が伸び、体背面がまっすぐになろうとする。そして首筋、上体がかってにおさまるべきところにオサマ瓶ラディン!
ああ、あの時デューク先生はウォーキング教室でいろいろ教えてくれたけど、実はこれさえ教えればいいのだと知っていたのだ。でもそれだけでは商売にならない、でも本当のことも教えなくちゃいけないと悩んだ末に、冗談ぽく真髄をパフォーマンスしたんではないかと今ようやく気づいた不肖の弟子なのであった。きょうの開眼物語。お神酒のご利益かな。