愛察パワー


初夏の清楚なエゴの花
毎朝むすめと赤いひもでつながって散歩する尾根緑道は、私にとって最高のスピリッチャル&ヒーリング&ヘルシー&友愛ROADだ。玄関を出ると新鮮な酸素が肺に流れ込んで覚醒する。並木の樹間から昇る朝日に向かってウルトラソーラーパワーをシュワッチ充電し、小鳥たちや草花と会話し、すれちがう散歩者とあいさつを交わす。犬友とはとくに笑顔の交歓になる。
中にはあいさつをしようとしない人もいる。毎朝のようにすれちがう速歩青年がそうだった。晴雨に関わらず黙々と歩いている。感心して意識的におはようございますの声かけを何回かしていたら、はじめは反応がなかったが、このあいだから向こうから先手あいさつをしてくれるようになった。声も日に日に明るくなってきた。相変わらず速歩なので会話を交わしたことはないのだが、心が通じている感じがする。とてもうれしい気持ちになる。
散歩の終点近くに中学校がある。この中学は最近明らかに変わった。女子中学生で笑顔の先手挨拶をくれる子が増えてきたのだ。笑顔であいさつする子はとてもきれいに感じる。先生ががんばってるんだなあと推測する。愛察には不思議なパワーがある。