銀座の心温まる靴磨き屋さん

数寄屋橋靴みがきを見掛けた。汚れが気になっていたのでやってもらった。と、磨いている老人の肩に鳩が止まった。が老人は平然と作業を続けている。見事な手順で靴は生き返った。父の形見の靴を手入れもせずに履いている息子に天から呼び掛けてきたんだなと思った。老人はここで20年営業、前は3人仲間がいたが年取って死んだという。戦後はまだ生きている。奇しくも不二家がきえなんとしている。岡本太郎は意気軒昂である。