2009-08-05 津軽三味線山本竹友を聴く 中延商店街のボナペティで津軽三味線山本竹友を目の前で聴く幸運を得た。高橋竹山の孫弟子だそうだ。 右手で持った撥のビートと右手で弦を素早く細やかに弾くメロディの混声は体にビンビン共振し、引き込まれずにはいられない強力な磁場を作り出す。 もう一つ印象的なのは演奏者の姿勢だ。四股スクワットの構えで、背筋ピン! まさに格闘技の雰囲気だ。繊細さとタフさを併せ持つ雪国の叫びを聴いた。